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2026.01.21
画像で見る病気(飼い主様向け)
#24 線維軟骨塞栓症(飼い主様用)

<症例情報>

小型ミックス犬

小型ミックス犬
7歳 避妊済みの女の子
主訴:突然、左後ろ足に力が入りにくくなったことで来院

神経の検査を行い、左後ろ足の反応の低下が認められた。
背中から腰における脊髄の異常が強く疑われたためMRI検査を実施

 

 

<MRI検査の結果>

【胸部矢状断像 T2強調画像】
【胸部矢状断像 T2強調画像】
【胸部矢状断像 STIR画像】
【胸部矢状断像 STIR画像】

脊髄の一部が白く変色(青矢頭)これは脊髄の炎症・浮腫・出血などを表しており、「線維軟骨塞栓症」が疑われた

 

 

<線維軟骨塞栓症>

本来行くはずのない椎間板物質の一部が脊髄の血管に入り込み、詰まることで、脊髄の一部だけ炎症・浮腫・壊死などが起こる疾患。

 

犬 若齢〜中齢で発症することが多い。特にミニチュアシュナウザーに多く見られる。
猫 中齢〜高齢で発症することが多い。首での発生が多く見られる。

 

MRI検査は脊髄の問題が起こっている部分を見つけ出すことに非常に優れた検査です。
・体に力が入りにくい
・足の動きに違和感がある
など、変化が見られた場合はできるだけ早めに動物病院を受診することが重要です。

 

 

 

*当院では、高崎市の「MGL付属高度動物医療センター」にてMRI検査を実施しております。
当院からの指示があった場合を除き、まずは富岡総合医療センターをご受診下さい。