超音波検査について
超音波検査とは、超音波を発する装置を体にあて、臓器や組織から反射して戻ってきた超音波を画像として解析し状態を評価する検査です。腹腔内の臓器に限らず、胸腔内の心臓や肺、目、上部気道など多くの部位の検査が可能であり、患者への負担はほとんどなく有益な情報を得ることができます。
当院では画像診断専門の獣医師による専門超音波検査も実施しています。超音波検査には獣医師の技術が大きく影響するため、詳細な評価をするには専門的なトレーニングが必要です。特殊な疾患や評価・判断の難しい患者には専門超音波検査をお勧めします。
担当医の紹介
李先生
Dr. Lee
超音波検査は私が最も好きな画像診断ツールです。患者への負担も少なく簡単に実施できて、それでいて病変の詳しい構造や動きの観察に優れ、さらにそのまま生検までできてしまう、診断にとても役に立つ検査です。検査者の手技や解釈に大きく左右されることもこの検査の特徴であり、なるべく効率よく正しい診断に導けるよう、日々技術と知識を研鑽していきます。

診療料⾦
専門医による検査・診断を行う場合は、専門診療料金として通常の診療費用に別途追加の費用が加算されます。患者の状態や検査内容によって変動しますので、詳しくは当院までご連絡ください。
適応となる症例
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腹腔・胸腔内腫瘤
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慢性腸疾患
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肝臓・胆道疾患
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先天性血管異常
(門脈体循環シャントなど), -
その他腹腔内の異常
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関節疾患 など