麻酔科の特徴
専門医による質の高い麻酔・疼痛管理
みなさんは動物病院で麻酔科を聞いたことがありますか?同じ手術内容であっても、使用する麻酔薬の種類や麻酔の方法は医師によって様々です。さらに、手術中の適切な麻酔管理と疼痛管理は手術のスムーズさ、術後の回復にも驚くほど影響を与えます。専門の獣医師が麻酔・疼痛管理を担当することで、より安全な手術を実現しています。
米国獣医麻酔疼痛管理専門医について
1975年に創立され、動物の麻酔と疼痛管理の普及と向上を掲げる米国獣医麻酔疼痛管理学会が認めた施設で3年間の専門医課程を修了し、年に1度ある認定試験に合格した専門獣医師を指します。2020年現在、全世界で約350人の米国獣医麻酔疼痛管理専門医がいます。 (比較として、米国獣医外科専門医は2000人以上います。)研修施設やキャリアによって 経験値の差があるとはいえ、基本的に動物の種類を問わず麻酔・疼痛管理を行うことが可能です。また、教育活動や学術研究活動も行なっています。
麻酔科の紹介動画
専門麻酔管理について
専門医による麻酔管理をご希望の飼い主様は担当医にご相談ください。
担当医の紹介
小田 彩子 先⽣ Dr. Oda Ayako
獣医麻酔科という普段は飼い主さんとは関わらない裏方ですが、担当獣医師の先生や動物看護師と良いチームワークを築きながら患者様に合った丁寧で質の高い麻酔・疼痛管理を行うことを心がけています。麻酔をかけることが必要な時は、検査や治療など患者のケアが必要な時です。獣医師・看護師・飼い主様が安心できるよう、麻酔・疼痛管理はお任せください。また、獣医麻酔科学の教育にも力を入れ、動物病院全体の麻酔・疼痛管理レベルの向上にも携わっています。